疑問解決!著作権フリーBGMサイトAudiostockの評判
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日本最大級の著作権フリーBGM・効果音サービスAudiostock。
映像製作者へのアンケート(自社調査)では、国内利用頻度No.1のサイトであり、僕は「提供する側」としてお世話になっています。
2022年現在の販売点数は約870000点で、詳細は以下のとおりです。
- BGM 約370000点
- 効果音 約500000点
- ボイス 約40000点
- 歌 約6500点
日本で最も販売点数が多いサイトなので、あなたが必要としている音楽や効果音は見つかります。
利用者にとって気になる点は、こちらの4つでしょう。
- クオリティー
- 著作権・利用できる範囲
- 使い方
- 料金
安心してAudiostockを利用してもらうため、全ての疑問にお答えします。
厳しい審査を通った作品のみ!クオリティーは高い
Audiostockで販売されているBGMや、効果音などのクオリティーは高いです。
ランキングにのっているBGMや、効果音を聴いてみるとすぐにわかるでしょう。
Audiostockにはアマチュアクリエイターも楽曲を登録しているため、クオリティーに不安を感じるのはわかります。
しかし、販売されているのは「厳しい審査」を通過した楽曲のみなので、心配する必要はありません。
どれほど厳しいのかというと、Googleで検索すると「Audiostock 審査 厳しい」と表示されるほど。「審査に通らない」と、諦めるアマチュアがたくさんいるレベルになっています。
つまり、Audiostockで販売されている作品は「商品として売れる価値がある作品」のみ。BGMや効果音のクオリティーは保証されているのです。
プロの作曲家のBGMも使用できる
プロの作曲家やプロデューサーも、Audiostockに作品を登録しています。
Audiostockで販売しているプロ作家
他にも多くのプロ作曲家がいます。
例えば、「エガチャンネル」のオープニング曲を作っているのは、神谷浩史さんや日向坂46の楽曲を制作しているカトウリョータさんです。
他にもゲーム制作会社のBGMチームや、テレビやラジオ向けのジングルなどを制作していたチームなど、多くのプロがAudiotsockに作品を登録しています。
一線で活躍するプロの楽曲を、著作権フリーで利用できるのはすごいこと。例えば、あなたのYouTubeなどで利用すると、チャンネルにブランド的な価値がつくでしょう。
インスト・効果音がメイン
Audiostockは歌モノやボイスも配信していますが、メインなるのはインスト(歌なしのBGM)と効果音になります。
本物の動物の鳴き声を収録したものもあったり、YouTube動画のワンポイントで使うようなSEもあったり。聴いているだけでも楽しいものばかり。
効果音は500000点を超えているので、欲しいものはほぼ確実に見つかるはずです。
余談ですが、僕が配信している効果音で一番人気なのは、「パチンコの大当たり」です。
インストも生楽器を使ったものが多く、AIが作ったものとは違って人間的な暖かみを感じることもあります。
映像に合うだけでなく、心に響くBGMや、効果音を見つけてください。
Audiostockの著作権・BGMや効果音の利用範囲
Audiostockは著作権フリーのBGMサイトですが、正確には「ロイヤルティフリー」のサイトです。著作権ごと買い取っているわけではありません。
「BGMや効果音を利用する権利を買っている」と考えてください。
とはいえBGMを購入したとしても、著作権は作曲したクリエイターに残るので、自由に使えるわけではありません。例えば、以下のような利用方法は禁止です。
- CDにコピーして売る
- 自分のホームページでダウンロードできるようにする
- アレンジして自分の曲にする
日本の著作権法は複雑で難しいのですが、基本的に「常識的に考えたらアウト」の判断基準を持っていれば大丈夫です。
たまに見かけるNGな利用例
テレビやYouTubeなどメディアは様々ですが、たまに「BGMがメインの動画」に利用されているのを見かけます。
NG利用例
- 作業用BGM動画
- 静止画にBGMをつけただけの動画
YouTubeやテレビなど、「動画がメイン」の映像に対しての利用なら、著作権の問題も利用上の問題もありません。しかしBGMが主体になっている動画はアウトです。
動画そのものが消されてしまったり、YouTubeならチャンネルが停止されたり、消されることもあるので気をつけてください。
軽度の加工ならOK
Audiostockで購入したコンテンツの「激しい加工」は禁止されていますが、BGMの音量を下げたり、必要な部分だけ編集して取り出したり、フェードアウトするなどの「軽度な加工」ならOKです。
例えば、ゲームのBGMで同じ箇所をずっと再生させる「ループ処理」も問題ありません。
こちらも基本的に「常識的に考えたらアウト」の判断基準があれば大丈夫ですが、不安なら運営に「こういう利用は大丈夫でしょうか?」と質問してみましょう。
Audiostockはアダルト使用禁止
ほとんどの著作権フリーの音楽やイラスト、画像系のサイトでアダルトでの利用を禁止しているのと同じく、AudiostockもNGです。「アダルト系の作品でもOK」な著作権フリーBGMサイトを探してください。
探すのは大変ですが、最近ではAIがBGMを生成してくれるサービスもあります。有名なSoundrawは意外なことにアダルト利用OKです。
ちなみに、当サイトで著作権フリーとして配信しているBGMや効果音は、アダルト系でも問題なく利用可能にしています。
欲しいBGMや効果音が見つかりやすいAudiostock
Audiostockはカテゴリ分けされていて、探しているBGMや効果音が見つかりやすく、使いやすいシステムになっています。
カテゴリ
- 用途(映像・ゲームなど)
- 楽器(鍵盤・打楽器など)
- ジャンル
- イメージ
- 場所
- シーン
さらに細分化、曲の長さやテンポなども指定できます。まずは狭い範囲で指定して探して、徐々に広げていくと、目的のBGMや効果音が見つかるでしょう。
ちなみに、検索結果は人気順だと思いますが、クリエイターが設定したタグも関係しているようです。
- 「明るい」などのイメージ
- 「ポップ」などのジャンル
タグで探っていけば、さらに多くのBGMと効果音が見つかるでしょう。
Audiostockを利用するなら定額ダウンロード
気になる利用料金ですが、単品購入の価格はこちらになります。
- 効果音 550円
- BGM 1100円〜
作っている側からすると決して高くはないのですが、購入する側から見てみると、高く感じてしまうかもしれません。
そこでオススメなのが定額ダウンロードです。
個人での利用は月々550円から。効果音1点の料金で40万点の作品が使い放題になります。
一番人気なのは、月々2000~のスタンダードプラン。使える作品は80万点以上なので、BGMや効果音に困ることはなくなるでしょう。
企業やチームなどの複数人での利用なら、月々22000からのエンタープライズプランになります。
なお契約期間中に制作した動画は永久ライセンスのため、定額ダウンロードしたBGMを使ったYouTube動画などは、削除しなくてもOKです。
Audiostockを利用している企業
企業の使用事例も紹介しておきましょう。
株式会社たけはらケーブルネットワーク
広島県のケーブルテレビ局、株式会社たけはらケーブルネットワークさんは、Audiostockの利用によって選曲の時間が1/10に短縮。毎月5000曲ほどの登録があるため、曲のストックに困ることもない定額制プランを利用されているようです。
株式会社ドワンゴ
ニコニコ動画を運営している株式会社ドワンゴは、WEB上だけでなくイベントでもAudiostockの音源を利用されています。
音源の質・数の素晴らしさだけでなく、検索・試聴など機能面での動画制作者の「痒い所に手が届くところ」がお気に入りなのだとか。
株式会社キッズスター
ファミリー向けデジタルコンテンツを手がけている株式会社キッズスターは、アプリの開発でAudiotsockを利用しています。
金額を気にせず音源を使えるので社内で大好評。定額制にするとサンプルをダウンロードする必要も無くなり、時間も大幅に短縮できたそうです。
株式会社フーモア
ゲームクリエイティブ、マンガを始めとするエンタメクリエイティブ制作を行う株式会社フーモア。
「StoryMe」というアプリの運営を行っており、そのアプリにAudiostockの音源を使っています。
音源の管理とライセンスの管理が楽になり、スタッフは「Audiostockがあれば、他のサイトは要らない」とベタ褒めしているそうです。
無料のBGMからAudiostockへ
著作権フリー&無料で利用できるBGMや効果音もありますが、権利上の問題が起こったり、同じ曲が多くの動画で使い回されることで、同じような動画が量産されているのが現状です。
そこで、BGMや効果音に注目するクリエイターたちが、有料で質の良いものに切り替えて、差別化を図っています。
Audiostockなら他のクリエイターと被ることは少ないでしょうし、映像のオリジナリティーもアップ。BGMを提供している僕からみると、定額料金はかなり安く感じるのでお財布にも優しいです(笑)
著作権フリーBGMサイトはたくさんありますが、その中でもAudiostockは多くの人に利用されているオススメサイトです。
あなたの作品を音で彩り、もっといいものにしていきませんか?